下郷町商工会

　I. 基本方針

　風評被害の影響は依然として深刻である。加えて消費税率の引き上げ、原材料価格の高騰など業種（会員企業）に多大の影響を与え続けており、厳しい状況が続いております。
　このような状況の中で、地域唯一の総合経済団体である当商工会は、会員事業所と連携を取りながら一致団結して、引き続き風評被害払拭に取り組むとともに、組織存立の原点に立ち返り関係機関の指導を得ながら商工会活動の強化を図ってまいります。
　昨年の６月に「小規模企業振興基本法」が成立し、国の施策として小規模企業の持続発展と成長のための施策が強化され、企業が抱え・求めている課題解決に、県商工会連合会等関係機関と連携を蜜に、会員企業の発展のための指導支援の強化に努めます。
　今年は町制施行６０周年、当商工会創立５５周年の節目の年に当たり行政、関係機関、地域住民と連携のもと、下記重点事業経営改善普及事業・地域振興事業を推進してまいります。

　重点事業

平成２７年度　福島県下８９商工会の統一スローガン
『〝ふくしまの商工業の再生を目指して〟商工会は行きます　聞きます　提案します ～会員満足向上運動～』
による経営力向上の支援を最重点として、以下の重点事業を掲げる

• 「提案型の経営支援・巡回訪問等による徹底した会員サービスの充実強化」（福島県商工会連合会等関係支援機関との連携のもと、「小規模事業者持続化補助金」や「専門家派遣事業」、並びに「日本政策金融公庫マル経資金利子補給制度」等の活用推進。）
• 組織基盤の強化として、収益事業の推進等による自己財源の確保、新規会員加入キャンペーン（６月～１０月）の展開（未加入台帳に基づき、1０名の加入勧誘と組織率６７％以上の確保）
• 「下郷町商工会　復興・元気ビジョン」・「地域貢献アピールプラン」の共有化へ会員及び地域住民へ広く啓蒙と具現化の推進
• 「着地型観光ツーリズム推進事業」や「愛と絆　下郷町スーパープレミアム商品券発行事業」及び、「下郷ふるさと祭り楽しもごう２０１５と會津ＹＯＳＡＫＯＩ～夏の陣～」の推進による地域経済振興事業の推進
• 地域資源を活用した六次化商品の普及拡大とじゅうねん（えごま）作物の安定供給対策
• 行政機関と連携して、高規格道路会津南道路、並びに湯野上温泉・大内宿等観光拠点等への交通体系の円滑化等インフラ整備促進